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ジュエリーを手入れする際に超音波洗浄は大丈夫?

女性ならひとつふたつはお気に入りのアクセサリーをお持ちかと思います。指輪、ピアス、イヤリング、ネックレス。毎日なにかしらを身に着けている人やお出かけの時、ここぞというとき、そしてパーティーなどのときにもジュエリーは欠かせませんね。

でもみなさんそれらのジュエリー、汚れは気になりませんか?

今回はジュエリーの汚れを洗浄する方法として「超音波洗浄」について調べてみました

超音波洗浄とは?

超音波洗浄とは、水や溶剤に洗浄したいものを沈めた状態で超音波によって振動させ、細かい気泡を発生させその気泡がはじけることで付着した皮脂や汚れなどを洗浄する技術のことです。ブラシなどでゴシゴシこすることがないので傷がつきにくく、細かい隙間の汚れも取れるという利点があるようです。

その技術を使って洗浄する機器のことを超音波洗浄機といいます。実際の機器はショッピングモールなどにあるメガネ店の店頭などにおいてあるのを見たことがある方も多いのではないではないでしょうか。

最近では数千円で手軽に買えるような安価な超音波洗浄機も増え、ショッピングサイトなどでみかけることから自分で購入して自宅で洗浄を、と考える方もいるでしょう。

では、超音波洗浄機は万能なのでしょうか?どのようなジュエリーでも手軽にピカピカにできるのでしょうか?

実際のところはどうなのかを詳しく調べていきたいと思います。

超音波洗浄機で洗浄できるジュエリーはどんなもの?

超音波洗浄機はどんなジュエリーでも洗浄できるのでしょうか?

超音波洗浄機のしくみは先程も書いた通り、超音波による細かい振動で皮脂などの汚れを浮かして取り除きますから大前提としてこの振動に耐えられる、というのが大切になってきます。そして洗浄機には水や溶剤を入れることから水濡れにも強いことが必要となります。

ジュエリーごとの特徴や性質をよく理解したうえで使用する必要がありそうですね。

超音波洗浄機にむいているものの例

  • ダイヤモンド
  • ルビー
  • サファイア
  • アレキサンドライト
  • スピネル
  • プラチナ
  • ゴールド など

超音波洗浄機にむいていないものの例

  • エメラルド
  • タンザナイト
  • ペリドット
  • ムーンストーン
  • トパーズ
  • 翡翠
  • オパール
  • ラピスラズリ
  • パール
  • 琥珀
  • 珊瑚 など

上にあげたものはアクセサリーによく使われている代表的なものの一例です。

これらを見てみると、ダイヤモンドやルビー、サファイアなどは硬度が高そうなイメージ通りな印象ですがエメラルドやタンザナイトも同じように硬そうなイメージなのに、と思ってしまいがちですよね。

ジュエリーの丈夫さというと「硬度」という言葉が思い浮かぶかと思います。正確には「モース硬度」といい主に鉱物の硬さを測る尺度のひとつです。この場合の硬さの基準は「あるものでひっかいたときの傷のつきにくさ」です。

一方で「たたいて壊れるかどうか」という堅牢さは「靭性」で測ります。

そしてもうひとつ「劈開性」という性質もあります。これは結晶や岩石などがある特定方向に割れやすいという性質のことを言います。

超音波洗浄機を使用してジュエリーを洗浄したいと考える場合モース硬度が高く傷のつきにくい性質のものがむいており、振動などにより割れる危険のあるものはむいていない,ということになります。

また、珊瑚やパール、琥珀などのような有機物のものやムーンストーン、オパールなどは水に弱いため変色等のおそれがあり、超音波洗浄機にはむいていません。

水で洗うことのできるジュエリーのなかでも翡翠やトパーズ、タンザナイトなどは割れやすいため超音波の振動による衝撃で割れてしまう危険性がありこれらも超音波洗浄機での洗浄にはむきません。

超音波洗浄機を使えないジュエリーのお手入れ方法は?

では、超音波洗浄機を使用することのできないジュエリーはどのようにお手入れしたらよいのでしょうか?日々の使用で皮脂や汗、ほこりなどの汚れが付くことは避けられません。それらの汚れを放置したままにしておくことは変質や変色につながることとなり、せっかくのお気に入りのジュエリーが残念な見た目になってしまいかねません。

一番安心なのはジュエリーを購入した宝石店にクリーニングを依頼することでしょうか。ジュエリーの専門家にお任せするのが一番正確で安心な方法で汚れをきれいにしてくれることでしょう。

プレゼントとしていただいたものなどで購入したショップがわからない場合でもクリーニングを受け付けているショップなどに聞いてみると引き受けてくれるところもあるかと思いますので相談してみるのもいいでしょう。

ショップに持ち込んでお願いしなくても自分でできないものか、と考えるかたもいるでしょう。

超音波洗浄機も自宅用に安価な価格で手軽に入手できるのですから機器を使用できないジュエリーの洗浄の場合でも手軽にお手入れする方法があれば試したいですよね。どのようなお手入れ方法があるのでしょうか?

ジュエリーの汚れで多いのは皮脂や汗、ファンデーションや香水などと考えられます。これらの汚れをジュエリーに傷つけることなく取り除くには、

  • 水洗いする
  • 布でふきとる

この2通りの方法が思い浮かびます。

超音波洗浄機にはむかないジュエリーのうち、水には強いものは水洗いが手軽でよいでしょう。実際にアクセサリーショップでも中性洗剤を溶かした水やぬるま湯で洗浄することも多いそうです。洗浄したあとは柔らかい布などで汚れと水分をしっかりふき取ることも忘れずに。

水濡れに弱い性質のジュエリーはこの柔らかい布で拭く、という方法になります。この場合に使用する布は柔らかいことに加え毛羽立ちのないことも大切なポイントです。手軽に入手できるもののとなるとメガネ拭き用の布が最適ではないでしょうか?

メガネのレンズも傷つきやすいので柔らかく毛羽だちにくい素材でできていますし、最近では100円ショップでも手に入れることができます。

ジュエリーを扱うショップなどではクリーニングに使えるものとしてセーム革のクロスを取り扱っているところもあります。セーム革とはシカやヤギの皮をなめしたものできめが細かくとてもやわらかで宝石や貴金属、時計やカメラのレンズなどの汚れをふき取るのに適した素材です。

こちらはさすがに100円ショップでは手に入れられなと思いますが小さめのクロスは其れほど高価ではありませんので比較的手軽に購入できるかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「ジュエリーをお手入れする際に超音波洗浄機を使用しても大丈夫?」について書いてまいりました。

  • 超音波洗浄機を使用してのジュエリーの洗浄は手軽にできるのかどうか
  • どのような種類のジュエリーにも使用することができるのかどうか
  • 自宅で使えるような機器はあるのかどうか
  • 超音波洗浄機を使用できないのはどのようなときか
  • またその場合はほかにどのような方法があるのか

と様々な観点で調べてみました。

ひとくちにジュエリーといっても様々な種類があります。

それらジュエリーごとの特徴や性質をきちんと知ることによってそれぞれに合った方法でクリーニングすることができ、結果としてジュエリーの寿命を延ばし、いつまでも手に入れたころのきれいな状態を保つことができるでしょう。

お気に入りのジュエリーをいつまでもきれいなままで身に着けていたいですね。