妊娠中の食事は気になる事が多いですよね。
妊娠中に必要な栄養素や食べてはいけないもの・体調管理など、食事に関する事でも悩みはつきません…。
今回は、カレーなどの辛いものについての赤ちゃんへの影響についてお話ししていきますので、妊娠中の食についての悩み・疑問を少しでも解決できたらいいなと思います。
妊娠中は食ベ物の好みも変化する?

妊娠中はホルモンのバランスが変化するため、食の好みが変化することがあります。
好きなものがより一層好きになったり、好きなものが逆にダメになったり、嫌いなものが好 きになったり…個人差もありますが様々です。
つわりで食べるのも大変なときもありますので、基本つわりの時は食べれる物を食べます。もちろん、つわりが落ち着いたらバランスよく食べるのが理想です。
アレこれ気を遣ってしまいますが、あきらかにリスクの高い生肉・生魚・アルコールを除けば、妊娠中に食べられないものはそれほど多くありません。
気にしすぎて我慢ばかりでは、ストレスの原因になってしまいますので、あまり神経質になりすぎないにしましょう。
カレーは食べても大丈夫?

妊娠中だって、カレーやキムチなどの辛いものも適度に楽しめたらいいですよね。妊娠中でも、やっぱりリラックスして食事を楽しむ時間は大切です。
まず結論から言えば、カレーは食べても全然大丈夫です。私の場合も、病院食として普通に出てくるので入院中にカレーも食べてました。
不安定な妊娠初期・中期・後期でも問題はないです。産婦人科医の方もカレーを食べても大丈夫とおっしゃってました。
ただし注意点がありますので、下記のことはしっかり守ってくださいね。
- 「辛口」は胃の粘膜が荒れてしまいますのでやめましょう。お店によって多少違いますが、中辛程度は大丈夫です。
- 1回あたりの食べる量は1杯(100g)程度にし、週に2回までにしましょう。カレーは塩分も含んでいるので、食べ過ぎると妊娠高血圧症の原因になります。
- つわりがある時はやめましょう。カレーは一応刺激物なので、食べるなら体調が良い時にした方が無難です。
カレーを食べるメリット!

もちろんカレーを食べる良い点もあります!
カレーには、「食欲増進(胃腸が活発化)」の効果があり、朝食べると胃腸が活発になり便秘解消にもなります。
また、体温が上昇して基礎代謝が高まるので、冷え症改善にもつながります。
カレーに含まれる成分は肌荒れに効き美肌効果もありますし、認知症予防に効くポリフェノールも含まれています。
最後の認知症は、妊婦さんにはあまり関係ありませんでしたね・・・汗
妊娠中に辛いもの・香辛料は食べても大丈夫?

辛いものを口にするだけで、胎盤を通して赤ちゃんに影響を及ぼしてしまうことはありません。
ただし、辛いもの・香辛料を摂りすぎると胃腸が荒れ、腹痛・下痢・便秘の原因になりかねませんので、適度な量にしましょう。
また、塩分が含まれてる食べ物には注意してください!
カレーもおたま1杯で約2gですが、妊娠中に限らず1日に摂ってよい塩分は小さじ1〜2(5〜10g)ですので、カレー1〜2人前で塩分の上限になります。
塩分の摂りすぎは妊娠高血圧症につながりますので、注意が必要です。軽くすめば薬で何とかなりますが、重症になれば赤ちゃんにも影響がでてしまいます。
高血圧気味の妊娠さんは、何にでも唐辛子や七味・塩コショウなどをかける様な食生活には 気を付けましょう。
まとめ
今回は、妊娠中の辛い食べ物についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
塩分のことは確かに注意が必要ですが、妊娠初期の妊婦さんは味覚も偏りがちですので、あまり神経質にならず食べたいものを口にすれば良いと思います。
つわりが治まり何を食べても平気になったら、色んな物をバランスよく食べたいですね。
妊娠中も、辛いものもキムチ・カレーなども取り入れて楽しんで食事をしてくださいね!