「いよいよ出産間近!」となると、これからくる陣痛に不安や恐怖心を抱くママさん達も多いのではないでしょうか?
私もそんなママ達のひとりでした・・・
ネットや本でたくさん調べて対策を考えましたが、結論から言いますと「何をしてもとにかく痛い!」
でも、この痛みを乗り越えて産まれてきてくれた赤ちゃんをみると・・・痛みなんて忘れてしまい、充実感が凄く大きくなります。
今回は、陣痛や痛みの逃し方や過ごし方など、分かる範囲でお伝えしていきますので、少しでもママさんの不安が取り除けたらいいなと思います。

陣痛(本陣痛)について

まず、本陣痛〜出産までの流れをまとめておきます。
本陣痛が始まってから大きく分けて4 つになります。
1.潜伏期の特徴
- 約10〜5分間隔で痛みがきます
- 痛みの時間は30〜60秒
- 子宮口の開き0〜4cm
10分間隔になったら病院へ行くようにしましょう。
酷い生理痛の様な痛みで、間隔が短くなってくると痛みも増します。
2.活動期の特徴
- 約 5~2 分間隔で痛みがきます
- 痛みの時間は約60秒
- 子宮口の開きは4〜10cm(10cmで分娩台へ)
徐々に間隔が短くなりますが、陣痛の間に水分を取ったりトイレに行ったり、軽食を取っ たりします。
いきみたくなりますが、ここはまだ我慢です。
3.娩出期の特徴
- 約 2 分~30 秒の間隔で痛みがきます
- 痛みの時間 60〜90 秒
- 子宮口全開
痛みはMAXで、下腹部〜腰に響くように痛みます。
助産師さんがタイミングを指示するので呼吸を合わせていきみましょう。
4.後産について
赤ちゃんが産まれた後、胎盤が役目を終えて出てきます。軽い陣痛がありますが自然と出てきます。
全体としての長さは個人差がありますが、経産婦さんは注意が必要ですので15分間隔で病院に連絡されて下さいね。
破水された場合は陣痛に関係なく病院に連絡して下さい!
出産後の過ごし方について

出産後は、気力・体力の消耗を最小限にして、楽な体勢をとって体の緊張がほぐれるようにしましょう。
陣痛中のリラックスはとても大事です。病院にもリラックスできるグッズなどが色々あると思いますので、どんな物があるのか聞いておくのもいいでしょう。
何がリラックスできるかは個人差があるので、自分にあったものを見つけて下さいね。
出産時・産後にあったら良いもの
出産時にあったほうが良いものをまとめておきます。
あらかじめ準備しておくと良いですよ。
大きなクッション・ビーズクッション・抱き枕
抱きついたり、しがみついたり、もたれたり、痛い時に叩いたり(笑)。あるとかなり便利です。
ハンドタオル
陣痛中に握りしめたり、汗を拭いたりします。
ストロー付きのパックジュース
飲むゼリーなど、ストロー付きのが飲みやすいです。ペットボトルにストローでも可。
できるだけ小まめに水分補給をしてください。
また、水やお茶よりも甘くてカロリーのあるものがおすすめです。
軽食・小さなおにぎり
少しでも食べる事が出来るなら陣痛の合間に食べましょう。体力保持にもなりますし、お産の進みが早くなります。病院によっては、陣痛食が出るとこも。
陣痛の痛みの逃し方

赤ちゃんを産めば痛みは終わりますが、その前の陣痛の痛みだけは避けて通れませんよね。
陣痛開始から産むまでの時間は個人によって違いますが、その時その時の痛みはみんな同じだと思います。
おすすめのアイテムをご紹介しますので、少しでも痛みを逃すのに役立つことを願っています・・・
テニスボール・ゴルフボール
肛門のところをテニスボールやゴルフボールで押すと痛みが和らぎます。
ホットタオル・カイロ
下腹部や子宮辺り、腰のところをホットタオルやカイロで温めると効果的です。
上記の2つは本当に役に立ちます!
・・・本当に役に立つのですが、それでも陣痛に耐えながらの痛み逃しは本当に大変です。
最終的に一番役立ったのは呼吸法でした。大きく深呼吸したり、ゆっくり息を吐き出す。
「フーーッ。フーーッ」っと、言葉にしながら吐き出す。これで痛みがかなり我慢出来ます!凄いです。
「いきんで!」の声がかかるまでは、いきみ逃しです。痛いから力が入る。それがダメなんです。
ひたすら「フーーッ」を繰り返してました。
本当に「フーーッ」は凄いですよ。
おわりに

出産を前にして不安いっぱいだと思いますが、できるだけリラックスして下さいね。
いろいろ便利なグッズなどもありますが、最後は自分の力と赤ちゃんの力のみです。ゆっくり呼吸して、痛みとも上手くやりながら頑張って下さいね。
産んだ後の充実感と、あの不思議な時間。素晴らしい体験になるはずです。